新西国三十三所

新西国三十三所 第31番札所「花岳寺」

こんにちはブランチです!!!

高校野球地方大会も終わり

来週からは夏の甲子園ですね。

先週末は台風の影響で地方大会が中止になったので

青春18切符を使って

新西国三十三所巡りをしました。

今回は兵庫県赤穂市にある花岳寺に行きました。

花岳寺とは

新西国三十三所 第31番霊場です。

本山を永平寺とする禅宗・曹洞宗の寺院でもあります。

江戸時代の播州赤穂藩・浅野家の筆頭家老だった大石内蔵助の先祖や赤穂義士47名のお墓もあります。

花岳寺の境内

山門

花岳寺の入口です。

この山門は明治時代に赤穂城にあった塩谷門を移したものだと言われています。赤穂市の文化財に登録されています。

花岳寺商店街

花岳寺商店街

花岳寺周辺は商店街があります。

毎週土曜の夜は夜店が開催されるとか

本堂

本堂です。

浅野長政が奉納したと言われている釈迦如来が本尊です。

 

天井絵

天井には力強い虎の絵があります。この天井絵はもともと5月の節句の幟として書かれたものだと、赤穂の画家・法橋義信に描かれました。

虎なのに目が大きく虎らしくないなと感じました。

赤穂義士の小さい像

こんな格好をしていたのか

名残の松

浅野家が断絶して、大内蔵之介が赤穂の土地を去るときに、先祖の墓を参って、この松の素で名残を惜しんで赤穂を去ったことが名前の由来になったと言われています。

赤穂義士の墓

この墓に赤穂義士が眠っています。

彼らは、主君・浅野長矩の切腹の敵討ちに命をかけた男たちです。この事件はのちに赤穂事件、忠臣蔵と呼ばれます。

歌舞伎の作品の『仮名手本忠臣蔵』の題材にもなっています。

 

鳴らずの鐘

赤穂浪士46人の死を悲しみ、赤穂の町民が集まって、鐘を鳴らし続けたところ、音が50年鳴らなくなったことから鳴らずの鐘と呼ばれています。

花岳寺の御朱印

本堂の隣にある納経所で300円でいただけます。

感想

赤穂義士の存在を知ったのは、中学校の部活動でした。剣道の試合で赤穂義士祭という大会がありました。赤穂義士祭は毎年12月14日に開催されています。

花岳寺を訪れた時は、当時のことも思い出し懐かしいなと思いました。

また赤穂義士の人たちは敵討ちをして、主君の無念を果たして晴らすことができたのか少し疑問に思いました。

今度赤穂に来る時は、坂越の街並みも堪能したいと思います。

アクセス

播州赤穂駅(JR西日本)から徒歩10分