7月になり梅雨が続いていますね。
今年は1月からの半年が本当にあっという間でした。
去年末まで「しまコトアカデミー」という講座に参加していました。
今年はその「しまコトアカデミー」が「しまコトアカデミー DIGITAL講座」として開講されます。
講座を終えて半年経つので振り返ってみるのと、今後しまコトDIGITALの参加を考えている人の参考になればなと思います。
しまコトアカデミーとは
島根県が雑誌「ソトコト」とコラボレーションした地域づくりのための連続講座。
東京講座、関西講座、広島、島根講座があります。
今年はオンライン開催です。
しまコトアカデミーに参加した理由
島根県との出会い
僕が初めて島根県に訪れたのは大学2回生の春休みに輪行自転車旅で出雲大社に訪れたことです。
実際に訪れて感じたのは「程よい居心地」でした。また車窓から見た津和野の赤瓦の街並みに感動しました。まるで外国にいるかのような感覚でした。
そして大学4回生の卒業旅行一人旅でも、島根に訪れることになりました。
目的は廃線間近の三江線(※1)に乗ることでした。三江線に実際に乗って終点江津駅で島根により興味を持つものと出会いました。
それは躍動感のある演目の石見神楽のポスターでした。
石見神楽の写真を見てしばらく言葉が出てこなかったのを鮮明に覚えています。
「なんて美しい伝統芸能なんだと。」
その時必ず石見神楽を見ると決め、社会人の2年目に有福温泉で石見神楽とご対面しました。
実際に見てみると躍動感が地響きのように伝わってきました。
しまコトアカデミーとの出会いは地元の本屋さん?
しまコトアカデミーの参加のきっかけを話すのに欠かせないのが地元の本屋さんです。
2019年の3月地元に帰った時、書店に入った時に目がついたのが「関係人口」というキーワードが表紙に書かれていた本。『ソトコト』というローカル雑誌でした。
内容が気になったのでその場で購入しました。
その中で関係人口についてより知りたいと思い『ソトコト』を読み進めていくと
ローカルジャーナリスト・田中輝美さんが書いた『関係人口をつくる: 定住でも交流でもないローカルイノベーション』が紹介されており1週間後購入。
その田中さんの著書の中で「しまコトアカデミー」の存在を知りました。
「しまコトアカデミー」について一通り読んでから
インターネットですぐに検索かけて募集いつ出てもいいようにサイトと睨めっこしていました。
そして募集が始まり 締め切り当日甲子園の試合を観戦している中最後の最後まで悩みました。
今を逃すと、絶対に参加しないなと思ったのでスマホの申込フォームをポチッと押してエントリーしました。
締め切り当日で参加する決め手になった理由が3つありました。
その理由を詳しく紹介していきます。
- 地方に興味があった
- 旅行以外の切り口で島根を見てみたかったから
- しまコトで学んだことを何か地元などで活動するためのヒントになると思ったから
①地方に興味があった
大学時代に自転車で旅、ゼミで地域活性化について勉強していたこともあり
地方や田舎への興味がありました。
人口減少で衰退していく地方もあれば、若者が移住してきて元気な田舎もある
そんな地方を見て面白いと思いました。
②旅行以外の切り口で島根を見てみたかったから
島根県には観光でした訪れたことがなかったので
しまコトアカデミーに参加すれば、実際に島根で活躍されている方のお話を聞くことで自分の知らなかった島根を見る視点を得ることができると考えたからです。
③しまコトで学んだことを何か地元などで活動するためのヒントになると思ったから
しまコトアカデミーでは講座の最後に学んだコトの集大成として「しまコトプラン」というものを発表します。
実際にしまコトプランを作るにあたり、自分のことについて見つめ直す良いきっかけになりました。しまコトで実際に島根に訪れてインプットしたこともヒントになると感じました。
しまコトに参加して感じたこと
島根県が身近な存在になった
しまコトアカデミーに参加して最も変わったことは、島根県に関するキーワード、情報が自然に入ってきたりするようになりました。
まるで自分の故郷のような親近感を持つくらいまでになります。
しまコトアカデミーはそうさせてくれる講座。
しまコトの1泊2日の現地訪問では、僕が受講した時は島根の西部か東部どちらかを選び、東部に行きました。実際に現地訪問にいく中で、今度は西部にも足を運びたいと感じています。
自分の方向性がぼんやりと見えてきた
しまコトに参加する前は自分のやりたいことが沢山ありどこから手をつけていいのか分かりませんでしたが、しまコトプランを発表していく中で自分のやることの方向性がざっくりと見えてきました。
方向性が見えてきてから自分のやることに優先順位がたてやすくなりました。
そして将来的には地方に帰りたいと思いました。
仲間が増えた
参加者の方には島根出身の方やそれ以外の方、幅広い年代の方と半年ほど講座を受けていく中で仲良くなり終わってからも、交流が続いたりしました。
実際にしまコトOBの方のお手伝いにいかせていただいたりしてしました。
しまコト卒業後も受講生の活動の近況報告を聞くと自分にとって刺激にもなります。
しまコトアカデミーを終えて取り組んでいること
しまコトアカデミーを終えて半年が立ちますが僕が今取り組んでいることは3つあります。
①地元兵庫県の観光スポット・グルメをブログやインスタなどのSNSで発信
兵庫県にも神戸以外に「こんな場所があるんや」とそう思ってもらい
頭の片隅にでも覚えてもらえればと思いブログやインスタグラムで情報を発信しています。
インスタグラムでは兵庫県や他の都道府県に旅した時に自分が良いなと思った風景を撮影した写真を投稿しています。
②47都道府県文化論
地元兵庫県の良さを伝えるには兵庫県以外の地域を見て、兵庫県の魅力を見直してみたいと感じました。そこで47都道府県について郷土文化・歴史についてを本を読んだり、実際に現地にいくことで感じたことをブログなどにまとめることができればと思います。
現在はコロナの状況で旅がしにくい状況なので
郷土文化の書籍、ローカルメディアの雑誌、小説などで地域に関するインプットをしています。
コロナが落ち着いたら47都道府県文化論の一環として地元の著名人が旅した場所、ルーツがある場所を巡る旅をしてブログにする予定です。
地元について知るだけでなく他の地域との繋がりも見えてくると思ったからです。
③温泉ソムリエの資格取得
僕が旅をする上で欠かせないのが温泉でした。
社会人になってから温泉地巡りに目覚めてから、温泉の良さを自分の言葉で説明できるようになりたいと思い、今年の6月下旬に温泉ソムリエの資格講座を受講して資格を取得しました。
コロナ禍が落ち着いてから温泉巡りを楽しむためにも温泉の知識をさらに深めていきたいですね。
今後取り組んでいきたいこと
最後に今後しまコトプランの一環として取り組んでいきたいことは3つあります。
①オンラインなどで他の地域のイベントに参加する
最近は地域のイベントもオンラインで沢山出てきましたので、
実際に参加してみてその地域にことに関して話を聞いてみたいと考えております。
そこで感じたことも情報発信できればと思います。
②島根や他の地域の写真展みたいなこと、フォトコンテストに応募する
風景写真を通していろんな人に魅力を知ってもらうために、フォトコンテストにも応募して
兵庫県民としての視点で写真をとっていきたいと考えています。
③いろんな人に自分の故郷の思い出スポットをインタビューしてみる。
風景写真を趣味で撮り続けてから、いろんな人に思い出のスポットをインタビューして
実際にそこに行き写真を撮ってデジタル写真集のようなことができないかを考えています。
最後に
しまコトアカデミーを通して、島根に親近感がわき、沢山の仲間ができ
自分にとって貴重な半年間だったなと思いました。しまコトを卒業して感じたことは卒業してからがしまコトだと思いました。
今後もブログを通して自己研鑽していきますのでよろしくお願いします。
そして最後に、今年はしまコトアカデミーがデジタルで開催されます。
しまコトで自分のことを見つめ直してみませんか。