3月22日、23日の2日間で大学の友達と2人で人生初のヒッチハイクに挑戦しました。
旅先で出会う人に、なんでヒッチハイクするの?と問いかけられました。
その問いに対して、明確な答えは出てこなかったです。
僕の中ではただやってみたかったからかなと思います。
ヒッチハイク1日目
大阪駅→草津SA
10時に大阪駅に集合して
スケッチブックと黒のマーカーを買って
ヒッチハイクを開始した。
まずは大阪駅から高速道路に乗ることを考えた。
そこで大阪駅から少し歩いて
スケッチブックに行き先を書いて
道路を走る車に見せた。
しかし、なかなかうまくいかない。。。
そしてヒッチハイク旅開始1時間が経過した。
全然うまくいかない。
このまま大阪で旅が終わってしまうのかと最悪の事態もよぎった。
その時だった。
自転車に乗っていた若きサラリーマンが声をかけてくれた
「ヒッチハイクするなら別の場所がいいで。
この道路は京都に向かう車全然おらんから。」と。
そのあと場所を移して、
ヒッチハイクを再開した。
ヒッチハイクに関するブログがたくさんあったから
参考してみた。
そして大阪の扇町ICの入り口付近で一台の車が止まってくださった。
サラリーマンの男性だった。
「お兄ちゃん乗っていき!!!!!」
草津のSAまで乗せていただいた。
道中では、いろいろな話を聞いた。
昔は駅で野宿している人も多かったけど
今は規制が厳しくなっているからあんまり見かけないといった話や
冒険家・植村直巳さんの日本縦断の話なども聞かせていただいた。
仕事中わざわざ乗せていただき本当にありがとうございました。
草津SA→養老SA
草津SAで少し休憩をした。
スケッチブックを持っていると
ある男性がスケッチブックに目がいき
僕たちに「乗せていってあげようか。」とおっしゃった。
男性の車に乗せてもらった。
その男性は44歳コバシャールさんという方だった。
どうして乗せてくださったのか気になったので
問いかけてみると
「僕はヒッチハイクを乗せるのが好きなんだよね。話すと楽しいし。」とおっしゃっていました。
車の中ではいろんな話を聞いた。
話を聞いていると自分の人生を楽しく生きているなと感じました。
自然体でいる姿は本当にかっこいいなと感じました。
また食に関してものすごくこだわりのある方でした。
そして養老SAでお別れをしました。
養老SA→刈谷SA
養老SAで次の作戦会議を休憩もかねてした。
もともとは名古屋まで目指していたのだがすぐにつきそうだと感じて
目的地を静岡に変更した。
養老SAで愛知に住まいの社会人の若き男性に乗せていただいた。
理学療法士の仕事をされているみたいで、
大学生活の思い出なんかを話してくださった。
看護系の大学の生活は僕の大学生活にない出来事などもあって
こういう生活もあるんやなと興味深かった。
大きい刈谷のSAでおろしてもらった。
ありがとうございました。
刈谷SA→岡崎SA
刈谷SAですこしおなかがすいたので、
SAで名古屋飯を食べた。
どて煮と味噌串カツを食べました。
味噌の味が濃かったですが、個人的には美味しいなと思いました。
そのあとヒッチハイク再開。
しかし、再び 試練がやってきた。
なかなかうまくいかない。
声かけてええんやろかと不安になって
躊躇していた自分がいた。
ここであきらめるわけにはいけないと思って
ふたてに分かれて、いろんな人に声をかけた。
声をかけてしばらくすると、
「お兄ちゃんたち頑張ってるから乗せてあげたいけど
車容量オーバーで乗せれへんわ。寒そうやから飲み物あげるわ。」と声をかけてくださた人もいた。
その時は本当にうれしかった。
そして仕切りなおしてヒッチハイクをすると
60代の夫婦が
「狭いけどそれでもええなら、岡崎まで乗せたるわ。」とおっしゃった。
話をしていると本当に温かいご夫婦なんやなと思いました。
そして岡崎SAに到着。
ありがとうございました。
岡崎SA→静岡SA
岡崎SAについたころには夕日も沈み空も暗くなっていった。
ここでのヒッチハイクも結構時間がかかった。
たまたまトラックの運転手のおっちゃんが
「乗せてったるわ」といってくださる方がいた。
埼玉方面に向かうとのこと。
久しぶりにトラックに乗ったので
なんだか映画の主人公がトラックにのって悪役から逃げているときの
スリル感を味わっているようで、ワクワクした。
トラックのおっちゃんの話は
本当に面白かったです。
特に印象に残った言葉は
「人生は楽しんだらいいよ!!まだ若いんやからいろいろ挑戦したらええで。
失敗なんかないんやから。」だった。
その言葉を聞いた瞬間
僕の心の鎖がだんだんとはずれていった。
静岡SAについたころには、
自分の中で何かが変わっていた。
乗せていただきありがとうございました。
静岡SA→静岡市
静岡SAについたころには夜の8時ごろになっていた。
気温が下がっていた。
寒さのあまりか体の疲労が蓄積していった。
ヒッチハイクをするも高速道路を降りる車がなかなかいなかった。
ヒッチハイクは断られてなんぼやと思ったので、
メンタルは何とかなった。
しばらくすると、車が止まって
窓が開いて、男性の声がした
「どこいくんだ!!?」
僕は「静岡です。」といった。
そして友達を読んで急いで
男性のもとへ駆けつけた。
静岡ICでまで連れてってたると男性がおっしゃったが、
しばらくすると静岡駅まで連れてったるとおっしゃった。
静岡駅に向かう途中
静岡の観光地も紹介していただいた。
男性の口調から
僕はホンマに静岡が好きなんやなと地元愛を感じた。
静岡市は家康ゆかりのスポットが多いそうだ。
その一つである駿府城跡でおろしてもらった。
駿府城は家康晩年の拠点だったそう。
そのあと静岡で有名なハンバーグ店「さわやかハンバーグ」で
げんこつハンバーグを食べた。
旅の疲労で空腹になっていたので、
一口食べると生き返ったのような感じだった。
そしてそのあと銭湯に入って
静岡で一泊して1日を終えた。