3月のこの時期になると、天気予報で
毎日のようにスギ花粉に関するニュースが
テレビで放送されています。
花粉症に苦しめられている人がいると思います。
僕もその一人です。
そもそもなんで最近こんなに花粉症が多いんですかねーと
ふと花粉症に苦しみながら思いました。
今回は花粉症の歴史を簡単に
まとめようかと思います。
森林の歴史と花粉
かつては日本人の信仰の対象、天然記念物、文化財の材料として
スギがかかわっていました。
明治維新以降には、近代産業を発展させるために必要な燃料を確保するために、
大量に伐採されました。その結果 はげ山になってしまいました。
そこで当時の政府は「森林法」という法律で森林の保護をしました。
しかし昭和時代になると第二次世界大戦が勃発します。
戦争となると、当然ですが、造船や建物 燃料のために木材が必要になってきます。
そして大量に伐採されて全国の山がはげ山になってしまいました。
山にはダムのような機能がありますが、はげ山となってしまったら
雨が降っても水をためることが出来ません。
水をためれないことで大洪水が起こってしまいました。
戦後の復興と緑を復活させるために、木材が必要になります。
そこで政府はスギやヒノキといった成長が速い針葉樹林の人工林が植えられました。
スギやヒノキがたくさん植えられることで、
たくさんの花粉が飛ぶようになりました。
こうして花粉症が国民の悩みの種のとなりました。
この文章を書いているときも
花粉よ、どうして人間を苦しめるのですかと思いました(笑)
まあ嘆いても花粉はやってくるので
自分にできる花粉対策をやっていきたいと思います。
ありがとうございました。