こんにちは、ブランチです。
先週の土曜日午前中手持ち無沙汰だったので新西国霊場巡りをしました。
今回は大阪府河内長野市にある
天野山金剛寺に行きました。
天野山金剛寺の由緒
奈良時代に聖武天皇の命令により、高僧・行基よって開かれたといわれています。
平安時代には空海が修行したともいわれています。
その後400年ほどの月日、荒れていましたが、
阿観上人というお坊さんが金剛寺に住んで、後白河上皇とその妹・八条女院の厚いサポートを受けました。阿観上人は金堂などを建ててお寺を再興したことで八条女院の祈願所になったそうです。
金剛寺は弘法大使を祀っていたこと。そして女性がお参りできたこと、八条女院の侍女が阿観上人の弟子になり住職になったことから女人高野とも呼ばれるようになりました。
南北朝時代には、後醍醐天皇の率いる南朝の拠点でした。
2019年には日本遺産にも選定。
金剛寺HP参考
天野山・金剛寺の境内
金剛寺の入り口
バス停から信号を渡ってすぐのところにあります。
金剛寺の山門
少しわかりづらいですが、左下にはQRコードがあり読み取るとし3dマップが見れます。
お寺の境内の紅葉少し色づいています。紅葉シーズンになるとお寺の人いわく、ものすごく綺麗だそうです。春と秋はおすすめって言うてました。
もう一度山門
食堂
ここではかつて、勉学や食事が行われたらしい。
鐘楼
唐様と呼ばれる建築様式で作られているそうです。となりの花も美しいです。
金堂
この中には、国宝である大日如来像が安置されている。11月には特別公開があるので、自分の目で確かめてほしい。
金堂の建築の繊細なデザインには
感動しました。
多重塔
庭園への入り口
宝物館も奥へ進むとあります。
秀吉の大好物だったお酒。
お寺の事務所で販売されています。
金剛寺の日本庭園
友達にこの写真を送ったら銀閣寺?と返ってきたほどの庭園。雪景色を見てみたい。
天野山・金剛寺の御朱印
感想
金剛寺は去年から気になっていた場所ですが、なかなか行けませんでした。
今回初めて訪れてみて感じたのは
大阪の南の山奥にこんな素晴らしいお寺があるのは誇りに思うべきことだということです。
春の枝垂桜、秋の紅葉を背景に写真を撮って一人でも多くの人にこんな場所があるんやと思ってもらえるようにいろんな場所をもっと巡りたいと思いました。
アクセス
南海電鉄河内長野駅よりバスで20分
310円片道