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必見・温泉好きの僕が紹介する、穴場の温泉がわかるガイドブック2選

温泉にはまっているさすらいの旅人・ブランチです。

温泉に行くときはまとめサイトやネットで探す人が多いのではないでしょうか?

まとめサイトやネットだと、有名どころの温泉が大半を占めており、内容もほとんど同じです。

有名な温泉はもう満足したという人には、まとめサイトなどはあまり物足りないと思います。

 

そこで今回は、有名どころだけでなく穴場の温泉も網羅されているガイドブックを2つ紹介させていただきたいと思います。

 

『本物の名湯ベスト100』著者:石川理夫

 


この本は、旅行雑誌やまとめサイトなどでは物足りない温泉通の人に向けて書かれた本です。

本の冒頭部分で、

あなたは、どれほど、その温泉地自体をわかっているのだろうか?

あるいは、これまでの日本各地の温泉を、それなりに多く味わってきたと自負する温泉ファンの人は、何を基準にその「良し悪し」を評価しているだろうか?(P3:『本物の名湯ベスト100』)

と読者に対して問いかけ、ホンマモンの温泉の良さってなんやねん?ということを見つめ直して欲しい思いがみられました。

また石川さんが、実際に温泉に足を運んで体験して、調査を続けて感じた日本の温泉の現状から、5つのポイントをもとに選んだ100温泉地をランキング形式でまとめられています。

 

その5つのポイントは、

①源泉そのものを評価すること

土地から湧き出る温泉地の源泉が、東京などの都心部でみられる人の手で掘り出されたものではなく、今では珍しく自然に湧き出た天然の温泉であるか?

 

温泉の湯の色や、都会ではみられないお湯であるか?

といった点です。

源泉そのものの評価が高い温泉として、本書では、

 

 

蔵王温泉(山形県/宮城県)

酸ヶ湯温泉(青森県)

 

鳴子温泉(宮城県)

 

などが挙げられます。

 

②源泉の提供・利用状況を評価する指標

  1. 温泉地に、新鮮な源泉を提供している共同浴場や温泉施設、温泉宿があるかどうか
  2. 入浴だけでなく、蒸し風呂や砂風呂や飲泉場などの体験ができるかどうか
  3. 青森県の酸ヶ湯温泉のようにヒバ造り千人風呂のように地域の自然素材を生かした浴槽浴室を持っているかどうか

上記3つが評価の内容になっています。

 

③温泉地の街並み景観・情緒を評価する指標

この項目は、

伝統的な旅館、共同浴場建築、温泉広場であるかなどがあります。

 

例えば、射的場や飲み屋があるといった昔ながらの温泉地などが挙げられます。

④ 温泉地の自然環境と周辺の観光・滞在ソフトを評価する指標。

ここでは、温泉地が国立公園であるか、国民保養温泉地であるかなどがあります。

温泉津温泉のように世界遺産登録地内にある温泉も対象になっています。

 

⑤温泉地の歴史文化・もてなしを評価する指標

これは、温泉地が、訪れる人を感動させ、より魅力を生む温泉地の奥行きの深さが関わってきます。

例えば、温泉地の食文化や、地産地消の努力などがあります。

 

『温泉手帳』 著者:松田忠徳


この本は次の3部構成になっています。

  1. 泉質分類
  2. 泉質別温泉案内
  3. 温泉を愉しむ

①泉質分類

温泉の成分・特徴などが事細かく書かれています。温泉の色のイメージなども図で表されており分かりやすかったです。

代表的な温泉もリスト化されているので、自分が入りたい成分の温泉は何があるのかが一目瞭然です。

 

②泉質別温泉案内

ここでは、泉質ごとの温泉がより具体的に紹介されています。

例えばお肌がすべすべになる単純温泉、奥津温泉(岡山県)であれば、

奥津荘と東和楼という宿が紹介されており、値段も書いてありました。泊まる宿を決める時に便利なページです。

 

③温泉に愉しむ

この章では、

  • 温泉の歴史
  • 建築、街並み
  • 文学の偉人・文学
  • 料理や伝統工芸などの文化
  • 温泉ってどうやってできてるのといった自然科学の要素

など温泉について、いろんな切り口で書かれています。

温泉一つにしても、いろんな視点から見れることで、旅行の時にも楽しみが増えるなと思いました。

まとめ

紹介した2冊は、持ち運びしやすいサイズにもなっているので、電車やバス・飛行機の中で旅のお供に持っていくのもいいと思います。

 

皆さんも温泉たびを初めてみませんか?

ではまた今度!!!!!!!!!!!!!!