令和元年11月30日、石川県加賀市にある名湯・山中温泉へ行きました。
初めてだったので朝早く目が覚めました。
僕が山中温泉を知ったのは『本物の名湯ベスト100』(石川理夫)という本です。
山中温泉は紅葉や雪景色、伝統芸能、カニ汁など堪能できる場所です。
今回は山中温泉が気になる方、観光する予定の方に向けて
・山中温泉の周辺スポット
・山中温泉へのアクセス
をお伝えしていきます。
山中温泉とは
松尾芭蕉のゆかりの古湯で、元禄2(1689年)、『おくのほそ道』の旅で山中に8泊もしたと言われています。
芭蕉は山中温泉を有馬温泉、草津温泉と並ぶ「日本三名湯」と称えました。
その湯は共同浴場の菊の湯で堪能できます。
芭蕉は菊の湯のことを
「やまなかや 菊はたおらじ ゆのにほい」と称えました。
山中温泉は昭和初期まで源泉が一ヶ所だけだったため、泉源地に湯壺を設けて利用されていました。
温泉の評判が広まるについて、湯壺のまわりに宿、店ができ、温泉街が発展していきました。
山中温泉の見どころ
共同浴場 菊の湯
山中温泉の共同浴場
男湯の建物、女湯の建物と分かれています。
菊の湯は、硫酸塩泉 と呼ばれる泉質の温泉です。さらに細かい分類をすると硫酸塩泉のなかの石膏泉と呼ばれる部類になります。
関節痛や皮膚病、外傷、火傷などに効くと言われています。
実際に入ってみて感じたのは地元近所ユーザーが多かったことです。
ロッカーには小学生が書いたイラストを職人さんが山中漆器の技法で表現されたものがありました。
写真は撮れなかったので、実際に自分の目で確かめていただければと思います。
<<料金>>
大人 440円
中人(6歳以上12歳未満) 130円
小人 50円
小児 無料
<<営業時間>>
6:45〜22:30
カニ汁大鍋in山中座広場
山中温泉の山中座広場では
今年は11月1日から来年の3月31日までかに汁大鍋が振舞われています。
地元の食材・カニをふんだんに使った鍋を山中漆器で堪能できます。
1杯300円で時間は10:00~13:00です。
ただしなくなったら終了です。
山中座広場にある山中座では山中温泉の伝統芸能山中座がみれます。
鶴仙渓
山中温泉の紅葉の名所です。
ゆげ街道
美味しいスイーツや食事がたくさんある場所です。
温泉街の中心部・菊の湯からこおろぎ橋までの600mにわたる街道です。
40種類のアイスクリームを楽しめるだとか
ゆげ街道の街並みです。
ゆげ街道と紅葉の山
ゆげ街道をしばらく進むと、インスタ映えしそうなスポットに出会えます。
おしゃれな山中漆器の店
感想
個人的に印象に残ったのが、共同湯での地元の年配の方の話です。
昔は山中の地から福井の勝山まで峠を越えて小学校に通っていた人もいたそうです。冬は雪がたくさん降っていたため宿舎に泊まっていたとか。そんな話を聞いてびっくりしました。
出身地のことを聞かれたので、兵庫の姫路加古川や地元のこともしゃべりました笑笑
共同湯の香りも言葉では言い表せないくらいよく、入っていてリラックスできました。
今回は観光プラス生き方見本市というイベントがやっていたので話を聞きに行きました。
参加したことはnotesやブログでまとめようと思います。
山中座は今回は見れなかったので、次回山中温泉の山中座をみて山代温泉に泊まりたいです。
記念スタンプ
加賀温泉駅
山中温泉へのアクセス
加賀温泉駅から路線バスで30分ほど
2番乗り場温泉山中線山中バスターミナル下車(420円)