どうもさすらいの旅人ブランチです。
今回はみなさんにどうしても紹介したい本があるのでお伝えします。
その本の名前は『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』です。
「温泉ブログ 山と温泉のきろく」を運営されている月山ももさんの著書です。
題名がかなりインパクトがあったので早速Amazonで頼んで読んでみました。
今回の記事では『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』について紹介していきます。
1.『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』を読んだきっかけ
この本を読もうと思った理由は3つあります。
①他の人の一人旅の楽しみ方を学びたかった
②オススメの温泉地を知りたかった
③オススメのひとり山を知りたかった。
の3つの理由です。
①他の人の一人旅の楽しみ方を学びたかった
僕自身も小さい頃から一人旅に憧れていました。
高校生になってから電車や公共交通機関、自転車などで一人旅をするようになり社会人になった今も続けています。なので一人旅の楽しさは十分わかっているつもりです。
しかし一人旅が好きと言うと良く返ってくるのは「寂しくないん」と言う言葉。
他の人は一人旅についてどんな考えを持っているのか、どうやって旅先を選んでいるのかということを知ることで、今後の自分の一人旅の楽しみ方を増やしたい・学びたいと思いました。
②オススメの温泉地を知りたかった。
温泉好きでもあるので、本を読むことで自分が知らない温泉地に出会ったり、温泉旅行の選択肢が広がると思いました。特に温泉ブロガーの方がどのように温泉を選んでいるのか気になりました。
③オススメの山を知りたかった
いつかは一人で本格的な山に登りたいと思いますが、面倒くさがりなところのある自分にあう日帰りでも安全に登れる山を知りたかったと思いました。一人旅でいろんなところにいきますが正直なところ怖がりなところもあります。
2.『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』はこんな人にオススメ
僕が読んでみて『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』をオススメだと思う人は以下の通りです。
一人旅をしたいけど、どうやって計画を立てたら良いかわからない人
一人旅をしたいけど、自信があまりない人
一人旅で楽しめる場所について知りたい人
3.『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』の内容
1.ひとり酒
「ひとり酒」のところでは、月山ももさんが一人で喫茶店や酒場にいくようになるまでのことを回想した内容になっていました。小説感覚で読むことができるだけでなく、訪れた場所のオススメポイント、場所も具体的に書いてあり訪れてみたくなりました。
特に印象に残っているのは一人で居酒屋に入るのははじめは抵抗がいるけど慣れたら大丈夫と書かれていて自分のことと置き換えて読んでいました。
僕の場合、田舎者ではじめはスターバックスに一人で入るのがかなり緊張していましたが今では期間限定のフラペチーノが発売すると必ず訪れるようになりました。慣れたら一人でも大丈夫というところに共感しました。
2.ひとり温泉
「ひとり温泉」の章では、月山ももさんが一人温泉旅に目覚めるまでの経緯や温泉旅の楽しみ方にはいろんな方法があるということが紹介されていました。
章末の「ぴったり温泉宿診断」では診断フロチャート式になっていて質問に答えて自分にオススメの温泉像を診断することができます。オススメの温泉は月山ももさんが訪れたところの温泉が記載されていました。このページは「自分の地元の温泉ならどこになるのか」、「行ったことの温泉ならどこなのか」と置き換えてみると自分ごととして捉えることができると思いました。
3.ひとり山
「ひとり山」の章では、月山ももさんが一人登山を始めるまでの話、登山を始めるまでに何をしたのかについて書かれていました。
初心者が登山するためにオススメの道具や月山ももさん自身が利用している登山用品の使い方がわかりやすく書かれていたので、山登りをしてみたい人の背中を押してくれる内容でした。
特に山の難易度に関して「初心者のかたで不安な方は小学校3年生が遠足で行く山に挑戦するのがオススメ」「月山は山形では小学5年生、6年生が遠足で訪れる」という表現を用いており山に詳しくない人にでもイメージしやすかったです。
4.ひとり旅
「ひとり旅」の章では、旅のスタイルはたくさんあるよと言ったことが書かれていました。
会社帰りの道も寄り道をすれば旅になること、自分の地元を旅人として見てみるののもオススメと紹介されていました。
地元を旅人として訪れることは、自分がまだ知らない地元の魅力発見をするチャンスだと感じました。
5.『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』の著者月山ももさんの紹介
『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』の著者
月山ももさん
ブログ:山と温泉のきろく
Twitter:@happy_dust
国内の温泉と登山に特化した山形県庄内地方の旅ブロガーさん。
温泉の宿に関する情報が詳しいのが印象的です。
6.『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』を読んでみての感想
『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』が発売されると知った瞬間にAmazonで申し込み家に届いてからすぐに読みましたが、温泉と山に関しては今後の温泉旅行先選びにかなり参考になりました。今度僕が冬ごろに行く予定の山形県の肘折温泉について本で紹介されていたので宿も予約しようと思います。読むだけで次の旅が楽しみでたまらなくなりました。
本書のあとがきに月山ももさんが「一人旅のおかげで地元・山形県の魅力を再発見できた」と述べており僕もそうだなと共感しました。オススメの温泉や山などに山形県が多く占めており月山さんは故郷が本当に好きなんだなと感じました。と同時に地元の魅力を再発見する故郷旅は自分の過去の記憶をたどる旅だと感じました。
一人旅をしてみたい人は月山ももさんの本を読んでみて自分だけの旅をしてみるのもいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。