ひさしぶりの更新になります。
兵庫県出身の旅ブロガー・ブランチです。
2021年3月29日で関西圏内の巡礼・西国三十三所をやっと満願することができました。
ブログを書く余力がないくらい、巡礼を終えることに全力を注いでいました。
今後西国三十三所巡りをされる方の参考になればと思い、全札所を巡って感じたことを旅の備忘録も兼ねて振り返っていきます。
西国三十三所とは?
兵庫、大阪、京都、奈良、滋賀、和歌山、岐阜の2府5県にまたがる巡礼地。
日本最古の観音巡礼とも言われています。
なぜ西国三十三所巡礼を始めたのか?
西国三十三所を始めたきっかけは大学4回生の時の出来事です。同じゼミの仲間に御朱印集めをしないかと誘われました。2017年11月の出来事でした。当時は御朱印ブームに世間は賑わっていた印象があります。誘われてから前から気になっていた巡礼地が西国三十三所だったのです。
四国遍路もやってみたいと思っていましたが、生まれも育ちも兵庫県・生粋の関西人としては西国三十三所を若いうちにやり遂げてやるという野心がありました。
大学4回生の秋になると就活ももうすでに終わっており手持ち無沙汰な状況だったので、時間のあるときに新しい趣味として御朱印集めをするのも良いなと思いました。
次の日には出身地である兵庫県の西国巡礼からやってみるのが良いと思い。地元から電車で行ける距離の姫路にある第25番札所の書写山園教寺にお参りに行きました。
西国三十三所巡礼を実際にやってみて
西国三十三所巡礼はいつから始めたのか
初めて西国巡礼に訪れたのは、2017年11月19日。兵庫県姫路市にある書写山園教寺に訪れた時のことです。納経所で初めてご朱印帳を手にしたときはいよいよ巡礼が始まるんだなと高揚感でいっぱいでした。その時には社会人3年目が終わるまでに全て訪れて満願することを目標にしました。社会人になると学生の時みたいに時間がないことがわかっていたので、ダラダラ回っても仕方がないと思い3年を目標に立てました。
最も印象に残っている巡礼地やエピソード
西国三十三所は33箇所の札所、客番数カ所は、どこのお寺も魅力的でした。
その中でも3つ紹介したいと思います。
①第20番札所 善峯寺(京都府京都市)
京都といえば金閣寺や銀閣寺が観光客の定番コースですが、学生の時に何度か京都のメインスポットは行き尽くし人混みがあまり多くないところが良いと思いました。善峯寺は京都市ですが西京区と市の中心部から離れているのでゆったりとしていました。善峯寺は紅葉の絨毯に目を奪われました。善峯寺から一望できる京都市の風景も印象的でした。京都という地域の楽しみ方を教えてくれたお寺です。今度は秋以外にも訪れてみたいですね。
②第4番札所 施福寺(大阪府和泉市)
大阪和泉の槇尾山にあるお寺で、西国三十三所の中でも最も難易度の高いお寺です。その要因の一つに最寄りのバス停、駐車場からは2、30分の登山が避けられないことです。
実際に登ってみると坂や階段が急で体力を使いました。ただハイキングには適している場所です。大阪の山でも金剛山と似ていて日帰りで登ることができるのが良いところです。
秋は紅葉、春ごろは梅の花、桜が見頃でもあります。
施福寺の特徴はなんと言っても、本尊や仏像さんの写真を撮影できるところです。仏像マニアの方にとってこれほど嬉しいことはないと思います。
僕自身も初めて行くまでは登山のハードルが高いなと思い、思い腰を上げながらお参りしました。一度行ってしまえば運動にはもってこいのフィールドだと思います。
大阪の都心部が飽きたかたは是非訪れてみてください。
③第33番札所 華厳寺(岐阜県揖斐郡揖斐川町)
西国三十三所州着地点としてふさわしいお寺です。訪れてみて印象的だったのが山門から仁王門までの参道に咲き誇る桜のトンネルです。西国巡礼を始めた時から最後は春の華厳寺で満願すると決めていたので、歩いているとついに満願できる嬉しさでいっぱいでした。そして3年間本当にあっという間で昔の巡礼の思い出も蘇りました。桜といえば別れの季節も連想されて余計に華厳寺がラストにふさわしいのだと感じました。お寺だけでなく養老鉄道、樽見鉄道などのローカル線から見た桜や川の光景も魅力的でした。
西国三十三所を終えて
西国三十三所を満願して1ヶ月たちましたが、終わってしまったという寂しさは全くなく、やり切ったという清々しさでたくさんでした。ただ満願することに必死だったので満願してからの1ヶ月は旅の疲労もありブログを書く余裕もありませんでした。
今年のゴールデンウィークはどこも行けない状況なので西国三十三所について振り返る良い機会だと思いパソコンの画面とキーボードと向き合いブログに綴ることにしました。
西国巡礼を通じて多くの方と出会いがあり人の暖かさにも触れることができた旅になったと思います。またお寺の存在が自分にとって少し身近な存在になりました。そして西国巡礼を全部めぐることで少しずつ自信がついてきたような気がします。
今後は何をするの
今後の旅はどうするかあまり明確には決まっていませんが、
西国巡礼の先達を申し込む
中国観音霊場をめぐる
全国の一宮へお参りする。
西国巡礼の御礼参りを長野県の善光寺でする。
というようなことができればなと思います。
時間があれば西国三十三所と新西国霊場の行ったお寺についてまとめて記録として残していければとおもいます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!!