こんにちは温泉ソムリエになったさすらいの旅人ブランチです。
先日兵庫県神戸市にある「湯〜モアリゾート 太山寺温泉なでしこの湯」で温泉ソムリエになるための温泉ソムリエ認定講座を受講してきました。
今回のブログでは5つのことをお伝えしたいと思います。
- 温泉ソムリエとは
- 温泉ソムリエを受けるきっかけは
- 温泉ソムリエ講座の様子はどんな感じだったか
- 温泉ソムリエになって良かったこと
- 今後温泉ソムリエとして何をするのか
温泉好きの方、温泉ソムリエの資格が気になる方はぜひご覧ください。
温泉ソムリエとは
温泉ソムリエの誕生
温泉ソムリエとは新潟県妙高高原・高倉温泉郷赤倉温泉で誕生した資格です。
「温泉」と「ソムリエ」を組み合わせたもので、フランス料理のソムリエがワインの専門知識を持つように、「温泉」の基礎知識を持ち、「正しい入浴方法」の技術を身に付けるのが「温泉ソムリエ」と言われています。
2002年11月に赤倉温泉で遠間和広さんが温泉ソムリエを認定制度として発足させました。
今回の太山寺温泉での温泉ソムリエのセミナー講師は、遠間和広さんでした。
遠間さんは温泉ソムリエの家元(温泉ソムリエの五つ星)です。
温泉ソムリエの家元とは何か気になるかたのために次で紹介していきます。
温泉ソムリエのランク
温泉ソムリエにはランクがあります。
- 温泉ソムリエ家元(温泉ソムリエ協会の代表)
- 温泉ソムリエ師範(温泉ソムリエ認定セミナー主催出来る者)
- カリスマ温泉ソムリエ(温泉ソムリエ協会が温泉協会に大きく貢献していると認めた者)
- 温泉ソムリエインストラクター(温泉ソムリエ認定セミナーで講師が出来る者)
- 温泉ソムリエアンバサダー(メディア等で「温泉ソムリエ」の肩書で「温泉の魅力」や「正しい入浴法」などを継続的に複数媒体で発信している者)
- 温泉ソムリエマスター(温泉ソムリエのステップアップセミナーまたは温泉ソムリエ協会が認める外部資格を受講した者)
- 温泉ソムリエ (温泉ソムリエ認定セミナーを受講した者)
以上が温泉ソムリエのランクについてです。
詳しい説明は温泉百貨店のホームページをみていただけると簡潔にまとまっています。
温泉ソムリエを受けるきっかけは
大学4回生のときに大学の生協書籍のコーナで店頭に並んでいた本・『本物の名湯ベスト100』と出会いました。
大学生になってから自転車で旅するときに温泉を巡っていましたが、ただ温泉は気持ちいいなとしか思っていませんでしたが、『本物の名湯100選』を読んでからは温泉の奥深さに感動しました。
社会人になってから旅行で必ず温泉地に行くようになり、旅行先では温泉本を携帯するまでになりました。
東北宮城にある鳴子温泉、青森の酸ヶ湯温泉、島根の有福温泉などに訪れてから温泉の泉質についても知りたいと思うようになりました。
温泉にいったよと話すとどんな温泉なんと聞かれることがあり、
ざっくりとしか答えられなかったことに対してモヤモヤが出てきました。
温泉について体系的に学んで何故そこの温泉がオススメなのかを説明できるようになりたいと感じました。
今回たまたま兵庫県で開催されることになりタイミングがあったので受講することに決めました。
温泉ソムリエ講座の様子はどんな感じだったか
温泉ソムリエの講座は
12:50〜17:00までありました。
受講者層は温泉愛好家、温泉に勤めている方、観光関係の方、医療福祉関係の方
年代は幅広かったです。
温泉ソムリエのテキストは400ページほどと分厚いですが中身はかなり詰まっていました。
講座を受けるだけでも温泉のざっくりとした全体像が頭でわかるようになりました。
温泉ソムリエの家元の方、入浴法について教えてくださった講師の方の話は本当に眼から鱗でした。
例えば
温泉の泉質名の付きかたは温泉分析書から見ればわかる。
美肌温泉入った後は保湿効果のある温泉に入るか、保湿剤をぬる。
隠れ効果は温泉分析書を見ればわかる
などでした。
温泉ソムリエになって良かったこと
温泉ソムリエに晴れてなったわけで温泉ソムリエ講座を受けて良かったことを3つ紹介していきます。
温泉分析書が読めるようになった
今までなら温泉分析書をみて何も感じませんでしたが、
温泉ソムリエ講座で温泉分析書について学ぶことで、
成分表の数字から温泉の効能・隠れ効果・名前の付け方を読み解く論理的な部分と、実際に入って五感で感じる感覚的な部分を味わうことができる温泉の魅力の醍醐味を知ることができました。
これから温泉に行くときや下調べの時が楽しくなりそうです。
温泉についてもっと深く知りたくなった
講座で新しいことを知れば知るほど、自分がまだまだ知らないことがたくさんあることに気付きました。
温泉について泉質だけでなく、文化的な側面からも知りたいと思うようになりました。
例えば温泉料理や温泉街の街並みについて、伝統芸能などがあります。
温泉旅の選択肢が広がった
国内旅行好きとしては温泉旅行の幅が広がったと感じました。
温泉分析書から自分が入りたい温泉、目的にあった温泉地も選択肢にこれから入ると思います。
温泉地の選択肢が広がれば、温泉地周辺の観光地の選択肢も増え
自分ならではの旅のプラン・ルートが作れそうだと思います。
今後温泉ソムリエとして何をするのか
最後に温泉ソムリエなって今後ですが
・ブログを通して温泉地の魅力を写真だけでなく、温泉分析書から見る温泉地の醍醐味を自分なりに考察していくことができれば思います。
・兵庫県の温泉地を巡って温泉分析書から読み解くオススメ温泉をリスト化できればと思いました。
・島根の有福温泉のように温泉地における郷土芸能について本やネット・旅を通して知見を深めていく
がメインにしていくことです。
他には温泉ソムリエのテキストを読み込むことも同時並行でしていく予定です。
講座が終わってから帰路で一通り目を通しましたが、温泉に関する参考文献やQ&Aも豊富で一冊読み込むことで温泉ついてかなり詳しくなるなと感じました。
メインは旅のブログですが旅の一部として温泉にもたくさん足を運んでいきます。
温泉ソムリエの資格はこちらから申し込めます
今後もブログで旅の情報を発信していきますのでよろしくお願い申し上げます。
ではこの辺で!!