かつては、山陰地方と山陽地方の交通の要衝の地だった加西市北条町にある西国街道の北条の宿。その地で毎月最後の週の土曜日に北条コンネというイベントが行われています。
JR加古川線粟生駅から北条鉄道に揺られること30分ほどで兵庫県加西市の北条町駅に到着しました。そこから歩くこと5分ほどで街道の名残がある街道で行われていた北条コンネにお邪魔しました。
今回はその様子を写真でお伝えしたいと思います。
北条コンネとは
毎月最終週の土曜日に行われる兵庫県加西市の旧北条町の市街地で開催されるイベントです。
季節によってチラシのデザイン、イベントの内容が変わるのも北条コンネの見所。
今回で第19回目。各回ごとにテーマが設定されているのも魅力的。
今回のテーマは北条コンネのインスタグラムの投稿によると「旧正月」とのこと。
北条コンネのコンネとは兵庫県の播磨地域で話されている播州弁で「この家」を意味する。
家を招くようなリラックスできるイベントになればという思いがこめられて開かれているイベントだそう。
北条コンネでの体験・風景
コンネおでん@春陽堂
春陽堂ではコンネおでんと呼ばれるおでんを食べました。
おでんの写真はこちらです。
おでん単品、おでんと卵かけごはん、おでんと巻き寿司の3パターンから選ぶことができました。少し寒くなってきた今日にはもってこいのメニューでした。
O cha no Maの揚げパン
おちゃのまはレンタルできるキッチンカフェです。
ここで今日は揚げパンの試験販売が行われていました。
揚げパンができるのを待っている間は他のブースをみながら加西市の街並みを堪能することができるので、待っているという感覚はありませんでした。
揚げパンはきな粉を今回はいただきました。
はりまのちっちゃな台所
蕎麦と野菜のお店です。2019年6月下旬にオープンしたレストランです。
地元加西市の県立播磨農業高校がプロデュースした場所。
料理の食材は播磨農業高校の高校生が手塩をかけて育てた野菜や卵、お米、そして地元の農家さんの食材が使われています。
朝はモーニングもしています。モーニングのパンではアーモンドバタートーストを勧められたので食べてみました。スタッフの方によるとアーモンドバタートーストは播磨地域の方でよく食べられているそうです。
パステル画&ワークショップ
街中をブラブラしていたら、偶然目にとまり面白そうだなと思い訪ねてみました。
パステル画とは、クレヨンと形状が似ているチョーク状のパステルという文具を使って絵を描くものです。
自分も実際に体験しましたので、動画と写真でその様子をお伝えしたいと思います。
パステル画
Uploaded by ブランチ on 2020-01-25.
パステル画②
Uploaded by ブランチ on 2020-01-25.
完成図はこちらです。
題名は「北条鉄道の春夏秋冬」
加西市といえば北条鉄道を思い浮かべ、春は法華山一乗寺、夏の山、網引駅の銀杏、五百羅漢のもみじの秋、たまに降る雪の情景をイメージして書きました。
少年の頃のように無我夢中で制作活動ができました。
パステル画で日本各地で感じたことを表現できたらと思いました。
パステル画の作品をみたり、購入したりすることもできます
また自分で作った作品も持ち帰ることができます。
House studio HALU
2020年の3月28日にオープンする子供向けのセルフフォトスタジオです。
今日はその内覧会があったので見学させていただきました。
背景や衣装、小道具を使い放題で1時間3980円で利用できるそうです。
オシャレな感じで和風の部屋と洋風の部屋に分かれておりインスタ映えするような空間でした。
写真はこちらです。
感想
イベントは和やかな雰囲気で行われていました。
今回の町歩きで、加西市は程よくコンパクトにまとまっている町だなと感じました。
北条コンネがもっと多くの人に知られて欲しいなと思います。
4月には北条の節句祭りと呼ばれる神輿の祭りもあるので桜と神社、神輿が通る北条宿の風景も見応えがあり。より賑やかになります。
自分が幼少期に過ごした場所でもあったので嬉しい気持ちになりました。
アクセス
北条鉄道・北条町駅から徒歩5分ほど