鶴林寺の由緒
高麗(こま)の僧、恵便(えべん)法師は、物部氏ら排仏派の迫害を逃れて、播磨に身をかくした。聖徳太子は恵便法師を慕い、その教えをうけるため、この地に来られた。のち、秦川勝(はたのかわかつ)に命じて三間四面の精舎を建立し、刀田山四天王寺聖霊院と名付けられたのが鶴林寺のはじまりであると伝えられている。
その後、養老2年(718年)、武蔵の大目「身人部春則」(むとべはるのり)が太子の遺徳を顕彰するため、七堂伽藍を建立し、さらに9世紀の初め慈覚大師円仁が入唐の際に立ち寄られ、薬師如来を刻して国家の安泰を祈願された。
天永3年(1112年)に鳥羽天皇から勅額をいただき、以来「鶴林寺」と寺号を改め、勅願所に定めらた。
鎌倉時代、室町時代と太子信仰の高まりとともに、鶴林寺は全盛時代をむかえ、寺坊30数カ坊、寺領25.000石、楽人数十名が常に舞楽を奏していたといれれたが、戦国時代にいたって、信長、秀吉らの弾圧、さらには江戸幕府の厳しい宗教政策のため、衰徴の一途をたどらざるを得なかった。鶴林寺公式HPより引用
鶴林寺の境内
仁王門
仁王門を入ると入山料を500円を支払いました。
宝物殿も見る場合は宝物殿と拝観料で800円のチケットをもらうといいです。
通常は宝物殿は500円ですが宝物殿チケットで300円になります。
三重塔
本堂
本堂では御朱印を頂けます。
鐘楼
鶴林寺の御朱印
御朱印は300円です。
アクセス
JR 加古川 駅よりかこバス8分、または徒歩25分
注意 バスは一時間に1本しかありません!!!!!!
山陽電鉄 「尾上の松」 下車 徒歩15分
タクシー 片道1050円~1200円ほど